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いろんなデータがではじめたか?

 研究室ができてから2年がたち、だんだん装置もできてきて、新しい測定もできる兆しが出てきている。それが自分がいない場所で起こってたりするので、これはなかなか研究室っぽくて素晴らしいことです。 ただし一番の問題は自分の領分たるSACLAでのPINK-02実験の準備が万全ではないことです。これではどうしようもないので、みんなに負けないように頑張ろうと思います。 年明けに旅行してから家族親族全員が胃腸炎に倒れたので、復活して勢いを出していこうと思います。 人間ドックに初めて行きましたが、デブと診断されました。今年は運動も復活させないといけないということか。

大きな一歩?

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野田くんが、新堀さんの磁化プローブとミニバンクを使って、室温での磁化測定に成功!サンプルは鉄の粉です。   C1が磁化の信号。 あとは低温に持って行けばいろいろできそうです。 FBG磁歪、磁気光学、磁気抵抗にも広げていこうと思います。

フォルダ内のファイルリストの取得

import glob flist = sorted(glob.glob(loc + '.dat/*.csv'))

Python: Load data function for general files

ほとんどどんなオシロスコープのデータでも読み込めるfunction import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt import itertools def load_scope_data(flist, j): # This loads data from oscilloscope # It takes file name and returns data list # NaN data is ... fname1 = flist[j] for i, k, m in itertools.product(range(100) , [None, '\t', ','] , ['utf-8', 'shift-jis']): try: dat = np.loadtxt(fname1 , encoding = m , skiprows = i , delimiter= k).T except ValueError: # print(f'fail') # print(i, k, m) pass else: print(f'load successful: {fname1}') print(f'skiprows = {i}, encoding = {m}, delimiter = {k}') print(dat.shape) break num = len(dat) fig, ax

売れないバンドの写真みたい・・・

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9/25-9/28でSACLAに行ってきました。ミニバンクとPINK-02のテストをしてきました。120テスラでました!初めてレンタカーしました。かいてき・・・! 今回は本実験ではなく、実験に先立つパルス磁場装置のテストにきました。一つ目は電通大で組み立てたミニバンクです。もう一つはニチコン製のPINK−02です。テストはダブルブッキングでした。 結果としては上々で、ミニバンクも正常に動作しましたし、PINK-02では最大120テスラの磁場を発生しました。100弱の磁場を3回くらい出して足踏みしたのですが、1発だけ120テスラ出せました。良かった!!! 今後につながる2歩を踏み出せたので良かったです。

ミニバンク2台目が完成。巻線機の巻き返し機構も完成。

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物理学会を早退し、電通大に帰って1.5日でパルス磁場バンクを一つ組み立てました。 急いで頑張ったのと、部品点数の少ない設計のたまものです。 すごいことです! これはSACLAでのプラズマ実験用です。 さらにコイル巻線機の巻き返し機構(テンションかけるやつ)も完成! これで両手がフリーな状態でコイルを巻けます! 苦労して組み立てたらうまく動いたので、喜ぶ野田くん。 野田くんは早速コイルを一つ巻いていました。 イヤー両手フリーで巻けるって最高。文明開化の音がします。  

34 kAも流せました。

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 作った装置の電流の限界でもテストしてみるか、ということで、負荷をショートさせてテストしました 34.6 kAを記録しました。 コイルをつけた状態では10 kAもつかわないですし、スプリットコイルでも最大15kA程度だと思います。今回の電流テストで装置が十分以上の高い能力を持っているということがわかりました。 取り付けに関しては改善点がありました。実際、30 kAあたりで接触不良の箇所で放電し始めました。接触が悪いところを全部直したので、最終的には安全に放電できました。 最初はサイリスタ付近の電気接触が悪くて小さめの異常放電。 それで作っておいたサイリスタスタックを投入しました。ただのクランプでよくここまで持ったなあという感じです。 そのあと大きな異常放電があり、これは抵抗付近の電気接触が悪かったためでした。これは派手に行きました。 これも直して、 最後は安全に34 kA放電できました。めでたしめでたし・・・? なかなかエキサイティングでした。