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4月, 2022の投稿を表示しています

いろんなデータがではじめたか?

 研究室ができてから2年がたち、だんだん装置もできてきて、新しい測定もできる兆しが出てきている。それが自分がいない場所で起こってたりするので、これはなかなか研究室っぽくて素晴らしいことです。 ただし一番の問題は自分の領分たるSACLAでのPINK-02実験の準備が万全ではないことです。これではどうしようもないので、みんなに負けないように頑張ろうと思います。 年明けに旅行してから家族親族全員が胃腸炎に倒れたので、復活して勢いを出していこうと思います。 人間ドックに初めて行きましたが、デブと診断されました。今年は運動も復活させないといけないということか。

パルス磁場シミュレーターver0.1をpythonで

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実際にミニコイルに電流を流して磁場を発生するとなると、どれくらい巻くとどれくらいの磁場が出るのか、どれくらい電流が流れるのか、どれくらい発熱するのか、が気になってきます。やる前からある程度わかる方が、時間とお金の節約になります。さしあたってはサイリスタのスペックを決めるために概算が必要。 というわけでミニコイル用のシミュレータプログラムをpythonでつくってみました。というか、M田研のigor用プログラムを少し改良しつつ移植しました。改良部分は、微分方程式の解析解を使わずに、ルンゲクッタ法で数値的に解くようにしました。とりあえず動くようになりました。igorのと磁場が結構ずれるので、まだなんか間違っているかも。評価が必要です。問題点が解消したら、更新したコードをのせます。抵抗と発熱を入れると少しずれはじめるので、デバイモデル付近が怪しいのかも。 import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt %matplotlib inline """ Pulse magnet simulator v0.1 by A. Ikeda of UEC TOKYO 30 April 2022 references [1] Example program (3) in https://qiita.com/sci_Haru/items/b8d5c9cfe64c4366630a [2] A program in Master thesis, Takeshi Nakamura of Y. H. Matsuda lab., Univ. of Tokyo (2010) [3] Pulse magnet for high field generation, N. Miura (2008) """ ###input parameters ### wire = 1.0 # wire diameter wire_cover = 0.033 # wire insulation n = 10 # windings m = 10 # layer bore = 10 #inner diameter (mm) # resitivity is resty = resty1 * tp

次の段階にすすむ

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 N尻先生の解説も読み終わり、さー強電は理解できたぜ!という感じになる。 学部生が頑張ったんですね。とつぶやくT中くん するとまあ、部品でも買うか!と思い立つ。 値段とスペックを見比べる。 ここで思う。意外に安いけど、正しいスペックのものを買えてるのか、やや心配。やっぱり作りたいコイルと磁場をシミュレーションしてみて、およその数字の感覚をつかもうかな。 そこでシュミレーターを作ることにする。M田研にあった簡易シュミレーターがを思い出し、それをpythonでやることにする。M田研のは温度変化もわかるのが良いところだが、擬似解析解を使ってるのが気になった。ので、新プログラムでは愚直に数値計算することにする。時間変化するパラメータとして、 Q , I だけでなく温度 T も入れて、微分方程式を解くということです。 とりあえず式は上のやつで良さそう。下の部分に、オイラー法で計算する式を書いた。これをプログラムすれば良いのです。ルンゲクッタ法を使えば、もう少し解の精度が高くなりますので、そうするかも。 プログラムは次回のブログに載せます。願わくば。

たてこむ

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 今日は4時からJPS北陸支部でのオンライン講演会で発表させていただきました。ありがとうございます。質疑の時にいろいろ聞いてもらえてとても楽しかったです。プラズマの方ともつながれたのでよかったです。 午前にはPTAの仕事、 夕方以降には専攻事務のPC更新の対応。 夜9時頃までかかる。。。 子供も小さいので早く帰りたいものです。。。 時短は正義。 現代には様々なツールがあって、時短を助けてくれるので、それをどんどん使いたいですね。 空いた時間を、研究と家族に使うのが良いと思います。 残業する事務方

真空に磁場をかけるひとびと

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 磁場を使って物質の研究をしています。恐ろしいことに、世の中には真空、というか、空間そのものに磁場をかけて、空間そのものの研究をしている人たちがいます。見学させて頂きました。東大本郷の理物浅井グループです。 装置は手作りだらけでした。めっちゃ参考になりましたね。I田さんに案内頂きました。N田君も一緒に行きました。ありがとうございました。 昼は医学部の高い塔の上のレストランで、スカイツリーを眺めながら。 久ぶりに見る御殿下グラウンド 午後は電通大に戻って、ゴミ捨てやら諸々の仕事をしていました。3Dプリンターも2台見学に。工作室もついでに見学。気づいたら夕方になっていました。 1000万円の3D プリンターも! 電通大でも磁場を出せるように頑張ろー

磁場のエネルギー

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 メモメモ ソレノイドコイルにたまる磁場のエネルギーは、 発生磁場の2乗に比例、体積に比例します。。

おそわりに

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 M井さんにいろいろ教えてもらう お昼をはまで食べて、サッカー。膝は動かないが、主にキーバーをやる。N田くんがキレキレ。 午後はH井さん、K原さん、T永先生とコーヒーでだべる。H井さんご栄転おめでとうございます。 i4gをM山くんに預ける。養子にやるような感じ? 夕方から、トラチューとチャンバの真空チェック。なんとか大丈夫? M田先生にマグネットワイヤを分けてもらう。 それ以外の時間でI川くんとけっこうだべっていた。 帰りの車ですごい良いことを思いつく。実験装置のアイディアである。。。 頭の中でぐるぐる回った。

研究室らしき活動

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月曜日は活動報告会ということで、N田くんが青森旅行についてプレゼン。お菓子のお土産もいただきました。ありがとう。 そしてなぜか懸垂をしだすT中くん、続くN田くん、、そして自分も少しやりました。 午後にまたNSiri先生のレビューをみんなで読み進めました。ダイオードブリッジについてはN田くんが説明してくれました。 テレビがでかいので、良い感じにみんなで勉強できる。 今日はプレスリリスースもしてもらえました。ありがとうございます。 電通大 理研 SPring-8/SACLA 物性研 東大は出版済み論文のプレスリリースはしないらしく、共同プレスリリースはできませんでした。また次回。 事務室のPCを更新していますが、ちょっと滞り気味。 K原さんが元気をなくしてたので「気にしないで、諦めましょう。」と言っておきました。 自分の責任ですが。

ソサイチ

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M林さんに誘っていただき、久しぶりに民間施設でサッカーできました。ソサイチでした。 楽しかったです!ありがとうございました。  

進む

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JPS北陸支部で特別講演の機会を頂いたので、ZOOMをセットして待つが、誰も入ってこない。予定を調べ直したら来週(4/22)だということがわかりました。一週間間違えてました。部屋まで聞きに来てくれたN田君、ごめん。 せっかくなので、一緒にN尻先生の解説を読んでパルス磁場回路作りの勉強をしました。 インダクタンスを測るN田くん ミニコイルの部材 けっこう良い感じで進みました。 バンク作りをスタートできそうな予感です。 現物を見ながら本を読むのは臨場感があって良いです。  

コイル巻き巻き

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 久しぶり?にピックアップコイルを巻く。 直径0.5 mmの棒に0.076 mmのポリイミドコート銅ワイヤを巻きます。 下手くそですができました。

感動した。

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昨日は某デジタル回路の学生実験の初日でした。 初日はオンライン学習のみだったので、自分とTAさんは実機のある部屋で練習することに。 結果的に自分は座学部分だけで時間切れになりました。 初めて勉強したことが多く感動しました。 一番感動したのは、JKフリップフロップ回路。理解した瞬間泣きました。 マジすげえ、これがパソコンとか電子機器のほぼすべてに使われているのか、、、 来週からはオンサイトも平行して行う  

爆発の実験の準備

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論文を投稿すると、査読が帰ってきます。 査読コメント中に「これこれの理由で、もう少し実験を増やした方が良い・・・うんぬん・・・」 と書いてあることがあります。 簡単に実験できる場合は、さっさとやった方が良いのですが、 実験するチャンスがもうない場合もけっこうあります。放射光実験とか。 電磁濃縮実験も、近くにいないと基本的にできないと思いますが、微妙に近くにいるので、できないこともない。 ということでもう一回実験しようとして、準備しています。 昔取った杵柄じゃないですが、まあ、すらすら進みますね。 悪くないです。   保険で2個つくる K棟裏のグラウンドはもうできている。 不要物品をまたもらう。めちゃキレイなmacbook air 11インチ2013 core i7でメモリ8GBなので、けっこうサクサク。 スペック高めで買っておくと、後々まで使えるってことですね。