初めてナノテラスに行ってきた

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QST岩澤Gの実験で東北大ナノテラスに、ARPESに磁場を少しかけるお手伝いをしにいきました。ナノテラスは東北大の新型放射光です。 行く前からわかってたのですが、今回は残念ながらチャンバーの不具合が発生しているために、本番の実験はできない状態でした。ですけども磁場のテスト(磁場発生に使うバイポーラ電源の搬入と動作テスト)ができたので、よかったよかったと言って帰りました。 ナノテラスに行ったのは初めてで、行って良かったです。まだ新品でさっぱりしてるし、内装もかっこよく、まだまだスペースがたくさんある状態の姿を見られました。これからどんどん最新の結果が出るんでしょうね。 一緒に行った石井くんも活躍しすぎてました。 実験は次年度前期のどこかになりそうとのこと・・・ バイポーラ電源は初めて触る信号発生器が内蔵されているタイプのものでしたが、マニュアルを見ながら液晶画面上でプログラムすることができ、任意波形をプチプチ発生させることに成功。なかなかこれは面白いなと思いました。1台で完結するのは良いですね。電通大の坂野さんからお借りしたものですが、そのままナノテラスに滞在中。 それにしても大学のメインキャンパス内に新型放射光があるなんていいですねー。さすが国際卓越大。日本をしょって立つ大学ですね・・・。アクセスが良いところに、すごい装置があるなら、使いますよね。長い目で見たら人材とかで有利な気がします。東北大には頑張ってほしいです。付近の土地もたくさん空いているので、バンバン施設が作られるようだと良いのですが。

売るほどある液体ヘリウム(訂正あり)

低温がなければ物性実験はできない!といったら言い過ぎですが、実際のところ気軽に冷やせる設備があるのなら重宝する人が多いと思います。


液体窒素があると簡単に78ケルビンまで、液体ヘリウムがあると4.2ケルビンまで到達できます。


特にヘリウムは簡単に手に入るかというと、入りません。


ヘリウムガスはかなり希少なので、それを再回収し循環して再利用できるシステムが必要。さらに、液体に再凝縮させる施設も必要です。


再凝縮装置を研究室で持つこともできますし、GM冷凍機(ヘリウムガスのエアコンみたいなもの)があれば、研究室で完結して極低温が得られます。電気代だけですみます。


でも学内に液化室があればそれに越したことはないですね。複数の研究室がユーザーとなって、ベッセル(でっかい魔法瓶)でくみにくればいいので、めちゃ便利です。蒸発したヘリウムガスは、各研究室に回収パイプが来ているのにつなげばオッケー。


電通大はどうかというと、液化室があり、すごいハイスペックのシステムが稼働しています。


Kさんが管理されてて、どんどん施設を刷新して行っているそうです。




おニューの配管盤を見せびらかすK氏



おおもとは、六本木の物性研の液化施設を移設したのが始まりらしいです。今はもうほぼ全て刷新したとのこと。

(↑11/15訂正 正しくは、1972年に初代液化機が導入され、2000年に現在の部屋で物性研から移設された液化機が立ち上げられたのが三代目、今のが四代目。なので来年50周年。とのことでした。大間違い情報ですみません。ご指摘ありがとうございました。)



このような共用施設が利用し放題なのは素晴らしいですね。


物性研の共用設備の環境も素晴らしかったですが、電通大もなかなかです。むしろもっとコンパクトに全てがあるので、良い気すらしてきます。


電通大の共用装置はかなり充実している模様。なかでもX線装置やPPMSにMPMSなどは利用予定なので、また紹介したいと思います。共用設備はなんと学外からも利用可能。





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