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5月, 2025の投稿を表示しています

後期、4個目のSACLAビームタイムが終了

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厳くんのビームタイム(100テスラXFEL回折)があり、先週の月から金でSACLAに滞在していた。実験は順調に進み、3種類ものサンプルのデータがとれた。大きな変化という意味では一つのサンプルが大成功で、あとはちょっと磁場が足りないことが判明した。データクオリティはめちゃ高かったので雰囲気も良かった。11 keVシードビームの安定性も高い。 今回は今まで自分がやっていた作業も含めて、学生さんたちにかなり任せて活躍してもらった。学生さんたちはとても良くやってくれました。(自分でやるよりもずっと早くて上手だと判明) フルショットを打ちまくって、検出器にデブリがとびまくった。久保田さんが心配そうにしているので、新プロテクターを作らなくてはだめだ。 2.5日のビームタイムで破壊ショット20発。2発はミスでデータなし。前回・前々回に引き続き非常に良いビームタイムでした。PINK-02の実験が共用実験っぽくなってきてよかったよかった。後期で4つめのPINK-SACLAのビームタイムが終了したのでやっと安心。低温・強磁場・X線の準備が整っていたのでうまくいったと思う。年間ではPINK-SACLAが5件。その他、野尻・プラズマも合わせると、7件のSACLA実験があった。それ以外に関西研にも行った。ナノテラスも3月に行くかも。今年度は今までで一番多かった。 来年度は前期に3つ。後期はどうなるか。SPring-8や関西研もありそう。少し時間があったので、SPring-8のビームラインで打ち合わせがてら装置を見たり、兵庫県立大にも短い時間滞在した。効率的に過ごせた。 週末はアートの展覧会にお呼ばれして行き、ちょっとおしゃべりもしてきた。動画を後日見せてもらったが、さすがに、伸びシロしかない・・・。 連休中、調布ではトトロが再上映。家族で観覧した。 ここ1年ほどは映画館で新作・リバイバルを見るのがブーム 国宝 チェンソーマン レゼ編(2~3回) PERFECT BLUE もののけ姫 IMAX(2回) エヴァンゲリオン Air/まごころを君に となりのトトロ 時計じかけのオレンジ その他にこどもと おまえうまそうだな すみっコぐらし クリーミーマミ ズートピア2 時計じかけのオレンジに影響されて、赤ワインを飲んだり、聖書を買って読んだりした。 聖書は意外に読みやすく、最後まで目を通した。めっち...

PiMagの自動・外部制御にむけて(1)

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PiMag(ポータブル40テスラ装置)にはraspberry piが搭載されていて、そこにに置いた自作pythonプログラムで制御しています。そこでtkinterというpython標準のGUIを使用しています。そのGUI特有の機能を使っています。 問題は外部でリモートコントロールしたり、自動計測することを考えたときに、GUIベースなのは微妙と言うことです。今のソフトはtkinterの機能を駆使しているので、フレキシブルじゃないです。そこで 「テキスト設定ファイル」に値を読み書きすることを基本とする、というプログラムにしようと思います。ボタンを押しても、まずはテキストファイルの値を書き換え、それを別のプログラムが参照して次の動きを作る、ということです。 そうすれば、GUIのボタンを押さなくても、外部からテキストファイルを書き換えることで、ボタンを押すようなことができそうです。 そのテキストファイルは複数のプログラムが参照する可能性があるので、ファイルを安全に読み書きできる必要があります。 ファイル名readerwriter.pyとして下記を作ります。 from filelock import FileLock def safe_write(filename, content): lock_file = filename + ".lock" with FileLock(lock_file): with open(filename, 'w') as f: f.write(content) def safe_read(filename): lock_file = filename + ".lock" with FileLock(lock_file): with open(filename, 'r') as f: return f.read() 実行結果は下記です。 これを応用して、望みのプログラムを作ろうと思います。

macでpythonの環境を作る2025版

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科学研究用途で macでpythonを使えるようにするための環境構築をしています。自己責任です。画面の動画も撮ったので置いておきます。 homebrewをいれる( 参考ブログ1 ) tcl-tkをいれる( 参考ブログ2 ) pyenvをいれる( 参考ブログ1 ) pythonをいれる( 参考ブログ1 ) pipでnumpy, scipy, matplotlib, jupyter-labをいれる( 参考ブログ1 ) 簡単なプロットを作るテスト 以上10分程度で終わります。環境はmacbook air (M2)です。あとはpipで好きなパッケージを追加できます。 現在anacondaを利用していて、anacondaを削除するところからスタートしたい場合は、先に、 こちらのブログ を参考にして、anacondaを消してから、上をスタートすると良いです。

arxivの記事をpythonとmacの機能で英語音声に変換する

使っているのは、 python arxivライブラリ(pip install arxivでok) sayコマンド(macでテキストファイルを音声m4aファイルに変換できる) ffmpeg(m4aをmp3に変換できる。macではhomebrewでインストールできる) apple siliconのmac pythonでarxivのAPIをつかい、cond-matで3日前に発表された論文の情報をもらってきます。ローカルにテキストファイルにして保存します。 https://info.arxiv.org/help/api/index.html # making text file import arxiv import numpy as np import datetime def spaceinsert(tin): t2 = ' ' * len(tin) tout = '' for i in range(len(tin)): tout += tin[i] + t2[i] return tout lastdays = 3 day = datetime.date.today() - datetime.timedelta(days=lastdays) fday = day.strftime ( '%Y%m%d' ) floc = f'./dat/arxiv_cm_{fday}' txtloc = floc + '.txt' f = open(txtloc, 'w') print(f'date: {day.strftime ( '%B %d, %Y' )}.') f.write(f'Date: {day.strftime ( '%B %d, %Y' )}.\n\n\n\n') # Construct the default API client. client = arxiv.Client() # Search for the 10 most recent articles matching the keyword "quantum....