2022年度後期のSACLAビームタイムから帰ってきました。 今回もPINK-01を使った超強磁場X線回折実験です。 毎度のことですが技術的に新しい挑戦が、大小含めていろいろありました。 わりかしうまくいったので良かったです。 大移動できるMPCCDのリニアガイド 新しいオシロスコープとディレイジェネレータはPCにつながっていて、 pythonですぐに解析できる。 FPDのデータもpythonですぐに解析できる。 今回初登場の超小型クライオスタット。 クライオスタット用の真空ポンプも初稼働。 調子よかったです。 サンプルの相転移をはっきり捉えることはできなかったのですが、 それは今までと違う種類のビームを試したからだと考えています。 残念ながらピンクビームではうまく測れない模様。 なので同じように測れば次回以降に結果が得られると思われます。 もちろんサッカーに参加してから帰る。